残念なことに、今月始めに、私が東京に行っていた留守中に、日本ミツバチの2群目が逃去しました。これは去年、岡山市のスロー人さんに頂いた群れです。これで私が飼っている群れは全部で3群となりました。兄が飼っていた群れはこの後2群共逃去しました。
この写真は日本ミツバチが逃去する約10日前の巣箱の中の写真です。通常と比べて、巣の中の蜂の数が少ないように思います。撮影、2011年6月20日
以前は、巣が見えない程の蜂が居るのが普通でした。また、巣を内見した時、雄蜂が何匹も居るのを確認しました。
元々、蜂の数が少なかった群れでした。いわゆる弱小群と呼ばれる群れなので、冬には何回か給餌もして、やっと群れが大きくなりかけたところでした。
逃去後の巣は次のようになっていました。
この写真は、日本ミツバチが巣から逃げてから、数日後に巣を取り出したものです。
よく見ると、王台の跡が見えます。また、巣虫に荒らされた跡も見えます。
これらから推定すると、日本ミツバチが分蜂して蜂の数が少なくなって、巣虫にやられたものと思われます。
逃去後の巣の中には、蜜も幼虫も全くありませんでした。あるのは巣と巣虫だけでした。この巣は蜜蝋を作るのに使用しました。