美川の山里暮らし

還暦を過ぎ、岡山県南西部の山間地で文明の利器を活用しながら田舎生活を満喫したいと思っています 日本蜜蜂の扇風行動の写真

AKI PICプログラマーVer.4をケースに入れる

Filed under: 仕事 — タグ: , , , — daii @ 11:43 AM
2010年7月6日

AKI  PICプログラマーVer.4をケースに入れたところ

私が長年使ってきた秋月電子通商のPICライターキット(AKI-PICプログラマーVer4)をケースに入れて改造したものです。これは上蓋を 取って中を見たところです。

ケースは タカチ のGB140-35で外形寸法は140mmX110mmX35mmです。基板の一部が左右の取り付け穴の所に当たるので基板を少しカットしました。

プリント基板は四隅の取り付け穴では少し寸法が違うようですが、取り付けはできます。スペーサーで浮かせて取り付けます。

ZIFソケットは、そのままでは沈みすぎて使いにくいので、ICソケットを下に履かせています。両面プリント基板からZIFソケットを外すのはとても難し く、半田吸い取り機と経験がないと無理でしょう。自信が無ければやめた方が良いでしょう。

完成したAKI PICプログラマーVer.4用ケース

AKI PICプログラマーVer.4をケースに入れた状態

この写真が完成したケースに入れた状態です。ZIFソケット部分が大きく開いているので上にプラスチックのカバーをしています。このカバーを180度回転させればZIF ソケットにPICを挿入することができます。

ZIFソケットの上端が丁度ケースの上端と同じ位置になっていますので、とても使いやすくなっています。

この状態だと埃が入らないのと見た目が良いと思います。保管にも使用でも優れているでしょう。

AKI PICプログラマーVer.4をケースに入れて使う状態

AKI PICプログラマーVer.4をケースに入れて使う状態

この写真がケースに入れた状態で使っているところです。上のカバーを180度回転させてZIFソケットにPICを挿入します。

ケースの上の3箇所に小さい穴が開いていますが、これはLEDの光を確認する為です。電源LEDや書き込みの時のAE-PGM877のLED等の発光が確認できます。

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MicrochipのPICkit2スターターキットに、ZIFを付ける

Filed under: 仕事 — タグ: , , , — daii @ 12:21 PM
2010年7月3日

MicrochipのPICkit2スターターキットを改造

PICマイコンを触っていたらなんとか使えるようになり、8ピンPICの虜になってしまいました。PICで思い通りのプログラムが動き、自分専用のICを 作れるのは素晴らしいことです。

これはMicrochipのPICkit2赤ボタンのスターターキットに、ZIF(Zero Insertion Force socketゼロプレッシャーソケット)を付けたものです。

追加したICソケットに28ピンのゼロプレッシャーソケットを差し込んだだけです。ICソケットは20ピンですが、28ピンのゼロプレッシャーソケットを差し込めます。8ピンはブラブラさせておきます。

これで8ピンと14ピンと20ピンの一部については簡単に PICを交換して書き込みができます。少量生産でもこれは必需品です。個人的な実験では特に必要ないでしょう。

完成したPICkit2用ZIFアダプター基板

完成したPICkit2用ZIFアダプター基板の部品面

私は今までPICの書き込みに秋月のAKI-PICプログラマーVer4とPICkit2スターターキットを改造したものを使っていました。 PICkit2スターターキットを改造したものは8ピンと14ピンと20ピンの一部にしか対応していませんでしたので汎用のPICkit2用ZIFアダプ ター基板を作ってみました。やはり、PIC16F84Aへの書き込みが必要になりました。

この写真が完成したPICkit2用ZIFアダプター基板です。48mmX72mmの基板に40PのZIFソケットとL型ピンヘッダ(1×6P)を 3個と2回路2接点のスイッチを取り付けています。

あまりコンパクトに作りすぎて、文字を書く所が無くなってしまいました。仕方なくプラスチック板をビス止めしてラベルライターで文字を入れました。

使い方は、PICkit2をPICに応じたコネクターにピン番号を合わせて差し込みます。PICの向きは種類にかかわらず常に1番ピンを合わせせて 取り付けます。28Pと40PのPICの場合は配線をスイッチで切り替えています。

完成したPICkit2用ZIFアダプター基板のパターン面

完成したPICkit2用ZIFアダプター基板のパターン面

これは完成した PICkit2用ZIFアダプター基板のパターン面の写真です。回路としてはとても簡単ですっきりしています。

うまく作るコツは回路図をよく見てPICkit2に接続する6Pコネクタ付近でコネクター同士を並列に接続しておくことです。

こうすることで、40PのZIF(Zero Insertion Force socket ゼロプレッシャーソケット)への配線を最小にすることができます。

2回路2接点のスイッチはパネル取り付け用ですが、無理やり基板に取り付けています。とても狭いです。ゴム足の代わりに3mmビスとナットを使っています。

PICkit2用ZIFアダプター基板の回路図

PICkit2用ZIFアダプター基板の回路図

これはPICkit2用ZIFアダプター基板の回路図です。やはり回路図を残しておかないと後で問題になったときに、確認や手直しができません。 PICkit2に接続する6Pコネクタ付近のコネクター同士をまず並列に接続しておきました。

28Pと40Pの配線は少し違うので、スイッチで切り替えるようにしました。切り替えなくても問題ないとの情報もありますが、ちゃんとしたいと思ってス イッチを付けました。8,11,12ピンには配線しなくても良いのならスイッチは要りませんね。

PICkit2のコネクターの番号と用途は次の通りです。

  1. VPP/MCLR
  2. VDD
  3. VSS(Ground)
  4. PGD(DATA)
  5. PGC(CLK)
  6. AUX

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