猪捕獲用の檻(柵、わな)の組み立て
近くの鉄工所で作ってもらった、猪捕獲用の鉄製の檻(柵、わな)を2台組み立てました。これは補助金を利用して設置したものです。2台約35万円でした。町内会で一部負担しました。
広さは約1.4m X 3mで高さが約2mあります。上も下も鉄格子で囲まれています。入り口の扉は檻の長手の両側にあります。
設置場所は猟師の方に判断してもらって、猪の通り道に設置しました。従って、人家から離れた山の中の畑です。資材の搬入には人力が主となりました。
組み立てと設置は6人掛かりで2台約4時間半かかりました。図面を見ながらこの写真のようにボルトとナットで止めていきました。後で柵(檻)の下部には土を入れて金属が見えないようにして、猪が警戒しないようにします。
檻を設置するには、町と猟師の許可が必要です。猪が捕れたら猟師に頼んで処分してもらいます。
イノシシを捕獲するのは普通は11月から2月頃の猟期ですが、ここでは、この猟期にはこの柵(檻)では捕獲しません。何故なら、猟期には猟師が猟犬と鉄砲で捕獲するので、猟犬が誤って檻に入って事故にならないようにする為です。
3月までの間は、この檻の中に猪用の餌を置いておきます。これは町内会の人達で分担してやります。3月からの捕獲が楽しみです。