先日岡山の近所で田植えをしているのを見ました。そうしたら私と違う植え方をしていました。その方法はここでは書きませんが、曲がりなりにも良いとは思えませんでした。植え終わってから仕上がり具合を見ましたが、とても雑なものでした。
どんな植え方をされようが私の知ったことではありませんが、私が思う田植機の使い方(植える順序)を書いてみたいと思います。最小の労力で最大の効果がある方法です。
田圃に水を入れてから、代掻きをします。代掻きの後は水を少なめにしてから田植えをします。水が多過ぎると田植えの時、水の波で苗が倒れてしまいま す。
また、代掻きをしたら約一日は田圃をそのままにしておきます。そうしないと、土がドロドロで柔らかすぎて、苗をうまく植えることができません。
田圃に田植機で田植えをするには、植え方や植える順番を良く考えてからにします。いくら良い機械でも使用方法が悪いとうまく植えることができません。
私はこの図のように、田圃の長手方向で直線に近い側から植え始めます。植え始めと植え終わり側に適度な間隔を残しながら植えていきます。
最後に田圃の侵入、退出路の外側から植えていきます。ちょうど反対側まで来たら、その内側に植えて行って退出路から田圃の外に出ます。このようにするとう まくすれば、後で手直し(植継、うえつぎ)をする必要はほとんどありません。乗用の田植機でもやり方は同じです。