美川の山里暮らし

還暦を過ぎ、岡山県南西部の山間地で文明の利器を活用しながら田舎生活を満喫したいと思っています ウウツボグサの写真

逆浸透膜浄水器で水道のヨウ素131を除去

Filed under: 健康 — daii @ 10:56 AM
2011年3月31日

2011年3月23日に東京都葛飾区の水道局の金町浄水場から乳児の飲用に適さない濃度の放射性ヨウ素131が濃度210[Bq/kg]で検出され ました。これと前後して各地でも同様に高濃度の放射性ヨウ素が検出されました。もし、水道水に含まれている放射性物質を浄水器で除去することができれば便 利です。

逆浸透膜(RO膜)とは

逆浸透RO(Reverse Osmosis)の技術とは、ほぼ水だけを通す半透膜というものを使って浸透圧とは逆に大きな圧力をかけて「逆浸透」を起こさせて汚れた水を濾過(ろ過)して綺麗にするものです。

逆浸透膜(RO膜)とは、水は通しても、固形物やイオンや塩類等の水以外の不純物は通過させない性質を持つ膜のことです。その微細孔径は約0.0005[μm、ミクロン]と言われています。(0.0005[μm] = 0.5[nm、ナノメートル] = 0.5X10-9[m])

簡単に言うと、半透膜というのは生体の皮膚や植物の細胞膜のようなものです。例えば白菜の漬物を作る時、白菜に塩をふりかけると、白菜の中の水分だ けが細胞膜を通り抜けて外に出てきます。この自然の力(圧力)を浸透圧といいます。浸透圧では塩分の薄い方から濃い方へ水が移動しますが、逆浸透は圧力を かけてこの逆に水を移動させるのです。

逆浸透膜浄水器で水道水のヨウ素131は除去できると思います

逆浸透膜ろ過方式の浄水器は海水でも真水にできる性能がありますが、この浄水器で、放射性物質を取り除くことができるかどうかを考えてみました。

逆浸透膜浄水器 のフィルターの微細孔径は約0.0005[μm、ミクロン](約0.5[nm])で、水の分子の大きさは約0.0003[μm、ミクロン](約0.3[nm])です。この為、逆浸透膜浄水器を使うと水の分子よりも大きい物はほぼ全部取り除くことができるのです。

放射性ヨウ素131やセシウム137の微細粒の直径は約0.01~10[μm、ミクロン]の大きさです。一般的には約0.1[μm]のサブミクロン単位の粒子です。煙の粒の大きさもほぼこれと同じです。

大気浮遊放射性物質の参考ページ大気浮遊塵

ヨウ素は水には溶けにくい性質があります。しかし、セシウムは水溶性であり水によく溶けます。この為、セシウムの除去はできないかも知れませんが、ヨウ素131は逆浸透膜浄水器を使って濾過(ろ過)して取り除くことは可能だと思います。

他人のページをコピーするのはやめましょう

この記述と同様な内容で3月24日頃にホームページに書き込みました。検索の上位に表示されて、アクセスがどんどん増えて、このページだけで3,000アクセス/日にもなりました。とても驚きました。

すると、このページのコピーがどんどん増えて、検索すると、どこを見ても私の書いた記事と同じ内容のものになってしまいました。自分で書いた文章なので、私が見ればすぐにわかります。

3月28日頃になると、私のページは検索から全く消えてしまいました。私のページのコピーページも次第に検索から消えてしまいました。これは内容が同じページをグーグルが検索から外しているからではないかと思います。

仕方がないので、私の該当ページの内容を全面的に書き直しました。検索で戻るのはいつになるのでしょうか。他人のページを大量引用したり、ページをコピーするのはやめましょう。何の意味もありませんし著作権の侵害です。

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報道されている原発事故の放射線の数値の誤解

Filed under: 健康 — daii @ 3:52 PM
2011年3月18日

2011年3月11日の「東日本大震災」の影響で、福島第一原子力発電所で重大な原発事故が起こりました。放射性物質が漏れて、半径20km以上離れた所に退避と、半径20km~30kmでは屋内退避の方針になっています。

3月18日の読売新聞朝刊によると、16日の数値で、原発から30~40kmの地点で14.2~80[μSv/h]で、50~60kmの地点で4.0~22.2[μSv/h]の放射線量を測定したとの報道がありました。また、17日の測定値では、30km圏のすぐ外側で、170[μSv/h]とのことでした。

新聞では、この値と、胸のX線集団検診の値(50[μSv])や、胃のX線集団検診の値(600[μSv])や、一般人が年間で自然界から浴びる値(2400[μSv])等と比較しています。これはそもそも単位が違いますので比較すること自体が間違っています。

比較するなら、単位を揃えなければ意味がありません。単位をマイクロシーベルト/時間[μSv/h]に揃えて見てみます。そうすると、一般人が年間で自然界から浴びる値(2400[μSv])を一時間当たりに変換すると、0.27[μSv/h]となります。

30km圏のすぐ外側の170[μSv/h]はとても危険です

2011年3月17日の30km圏のすぐ外側で、170[μSv/h]ですので、これと一般人が自然界から浴びる値0.27[μSv/h]を比較すると、何と、自然界の630倍にもなります。

法律により許容されている被曝線量(自然放射線や治療による被曝を除く)は、 一般の人では1[mSv/年]ですから、170[μSv/h]の放射線なら、わずか約6時間で許容量を超えてしまいます。

もし、170[μSv/h]の放射線を一年間浴びると、約1.5シーベルト[Sv]にもなります。これは短時間に浴びれば、急性放射線障害を起こしたり、悪心や嘔吐、水晶体の混濁等を起こしたりする1シーベルトより強いものです。また、2シーベルトでは5%の人が死に至るレベルです。

30km圏のすぐ外側の値の170[μSv/h]は、胸のX線集団検診の値(50[μSv])と比べると、18分毎に胸のX線集団検診を受けているのと同じ事です。こんなに頻繁にX線集団検診を受けてみたいと思いますか。ここに一日居ると80回も胸のX線集団検診を受けたことになります。

シーベルトは生体への被曝線量[Sv]を表わす単位です

シーベルト(Sievert、Sv)とは、生体への被曝線量(ひばくせんりょう)を表わす単位です。つまりシーベルトは被曝線量という生体が受けた放射線の総量であり、放射線の強さではありません。

単位時間当たりの被曝線量は放射線の強さ[Sv/h]を表わします

生体への放射線の強さ(強度)を表わすには、単位時間当たりのシーベルト(被曝線量)を使います。単位は[Sv/h]のように1時間当たりの被曝線 量で表わします。しかし、テレビ等の報道では、1時間当たりの被曝線量を単にシーベルトと言って、放射線の強さとして使っていることがありますので注意が 必要です。

また、放射線の強さ[Sv/h]を論じる場合に、比較として病院でCT検査を1回受けた時の被爆線量や胃のレントゲン撮影の被曝線量[Sv]を使っている 場合がよくあります。これは比較する単位が元々違いますので単純に比較はできません。放射線の強さ[Sv/h]に時間を掛けてやり、被爆量[Sv]に直し て、単位を揃えて考える必要があります。

単位時間当たりと1年間の被ばく線量の関係

よく使うのは1時間の被曝線量で、これを1年間の被曝線量に換算するには、24×365 = 8760 倍する必要があります。例えば、1[μSv/h] = 8760[μSv/年] ≒ 8.8[mSv/年] となります。

テレビ等の報道では、単位時間あたりの被曝線量と1年間の被曝線量を混同している場合がありますので、注意して見る必要があります。

短時間に受けた放射線被曝量と人体の症状

150ミリシーベルト = 男性は一時的に不妊になります

250ミリシーベルト = 白血球の減少が認められます

500ミリシーベルト = リンパ球の減少が認められます

1シーベルト = 急性放射線障害が起こります。悪心や嘔吐、水晶体の混濁等

2シーベルト = 5%の人が死に至る

4シーベルト = 50%の人が死に至る

7シーベルト = 100%の人が死に至る

医療機関での被曝

病院でCT検査を1回受けた時の被爆線量は約7ミリシーベルトです。胃のレントゲン撮影では0.5~3ミリシーベルトの被曝があります。胸のX線集団検診では約50マイクロシーベルト[μSv]の被曝です。自然放射線より医療検査での被曝を気にする必要がありそうです。

法律により許容される被曝線量(自然放射線や治療による被曝を除く)

一般の人は1[mSv/年]を超えないこと。放射線や放射能を扱う医師、レントゲン技師、看護師は20[mSv/年]を超えないこと。

関節リウマチが再発しましたが、回復中です。

Filed under: 健康 — タグ: — daii @ 11:03 AM
2010年10月28日

今年の8月頃から、右膝に違和感を覚えて、段々と痛くなってきました。10月上旬には散歩で近くの山に登れない程になりました。右手の小指の第2関節には赤く結節ができて熱を持っていました。右膝の関節部分は左と比べると、少し腫れて炎症を起こしているようでした。やはり、関節リウマチが再発したようです。

そういえば、いつの間にか、タワシを使わないで冷水シャワーだけをするようになっていました。10月上旬頃から、朝と夜との2回、冷水シャワーとタワシで全身をこすることにしました。やり始めても、なかなか良くはなりませんでしたが、やはり2週間程熱心にタワシで摩擦をしていると、段々良くなってきました。

一番大きい亀の子タワシと紐の付いた健康タワシで、首から下の全身を痛いくらいにこすります。場合によっては、傷跡から少し血が出るくらいにやります。皮膚の表面が削れて、ちょうど皮膚の表面に粉を吹いたような感じになります。

何年もの経験から、関節リウマチには、冷水摩擦が効くような気がするとは思っていましたが、自分でも半信半疑でした。今回の経験で、やはり関節リウマチにはタワシの摩擦が良いことが証明されたようです。

私の関節リウマチの経過を記録したページです。

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豆腐も大丈夫でした

Filed under: 健康 — タグ: — daii @ 7:34 AM
2008年10月8日

大豆アレルギーだったのですが、豆腐はさすがに大豆そのものなので、なかなか試してみなかったのです。今朝食べてみました。何事もありませんでした。もう何を食べても大丈夫でしょう。ダニアレルギーも治っていれば良いのですが。

でも何でも食べられるということは、どうしても食べ過ぎになるような気がしています。60kgを切っている体重がいつまで維持できるでしょうか。

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