日本蜜蜂(ニホンミツバチ)の分蜂群を2010年4月25日に捕獲してから、今までに一度も採蜜しませんでした。箱の中は巣で一杯になったと思われます。
まず巣箱の中の状態を、スライド底板を外して、巣箱の下からデジカメで撮影して確認しました。
この群の巣箱は高さ18cmの箱を5段積んでいました。巣は5段目の真ん中まで成長していました。この群は、今年の春5回の分蜂をしました。今回は1/4の巣を取って採蜜しました。
巣箱の一番上の板を外した状態
まず、巣箱の上の蓋を外して、一番上の板と巣箱の間にマイナスドライバーを差し込んで隙間を少し広げます。この隙間に針金を入れて少しずつ板を巣から切り離します。
この写真が巣箱の上の板を取り外したところです。巣箱の中は蜜でいっぱいです。
この状態で巣箱の縁をドライバーの柄で叩いたり、ストローで息を吹きこんで、ミツバチを下の方へ追い払います。
次に、上から1段目と2段目の間にマイナスドライバーを差し込んで、同様に針金で箱と箱の間の巣を切り離します。
一番上を採蜜するのは、日本蜜蜂の習性によります。日本蜜蜂は巣の上の方に蜜を貯めて、巣の下の方で育児をする習性があります。
この箱は内寸が約26センチメートル角です。高さが約18センチメートルです。5リットル程度の蜂蜜が採れるでしょうか。
たくさん採れたようですね。
私の西洋ミツバチは、なぜか今年は蜜を貯めてくれませんでした。
天候の具合が悪かったのかもしれません。
コメント by totomo — 2011年6月21日 @ 7:18 AM
予想以上の蜜がありそうです。この群はもう1段採蜜しても大丈夫のようです。秋頃に2回目の採蜜をしてみたいと思っています。
西洋蜜蜂の方がよく蜜を集めそうですが、どうしてでしょうか。
コメント by daii — 2011年6月21日 @ 8:54 AM