Ktai Entry とは
携帯電話のメールで簡単、高機能にWordPressブログに投稿できるようにしたプラグインです。画像を添付したメールや、絵文字にも対応しています。秘密の投稿専用メールボックスに定期的にアクセスして新着メールがあれば取り込みます。投稿処理は各種の方法に対応しています。PHP5以上が必要です。
Ktai Entry の使い方(インストールと設定)
あらかじめ誰にも知られていない投稿専用のメールアドレスを準備します。できれば、独自のドメインで作った方が良いでしょう。宣伝やプロバイダの案内のようなメールが来ないアドレスにします。
Ktai Entry の配布元より、Ktai Entry をダウンロードします。(ktai_entry0811.tar.bz2)
解凍すると「ktai_entry」というフォルダに展開されるので、フォルダごとwp-content/plugins フォルダにアップロードします。(必要ないファイルもあります)
次に自分の WordPress にログインして、管理画面から新規にユーザーを作り、メールアドレスの箇所に携帯電話のメールアドレスを入力します。また、メール送信後すぐ公開したい場合は、権限を「作成者」以上にします。
「プラグイン」の画面で、「Ktai Entry」を有効化します。
「設定」→「投稿設定」→「メールでの投稿」で、メールサーバー、ポート、ログイン名、パスワードを入力します。
「設定」→「Ktai Entry オプション」で、各種設定をします。「POP3 読み込み間隔」は、サーバーに負荷がかかるので、15分以上にします。
「投稿受付メールアドレス」は設定しなくても使えますが、宛先 (To フィールド) がこのアドレスでないメールは拒否してくれるので設定した方が良いでしょう。
「投稿に挿入する画像サイズ」は、私は「中サイズ」を選びました。「投稿テンプレート」は添付画像がある時に使用されるので、使っているテーマのスタイルシートに指定されている画像の左寄せを style=”alignleft” と設定しました。こうすればスタイルシートは変更しないで済みます。
これらの設定が終わったら、携帯電話から秘密のメールアドレスにメールを送ってみましょう。15分程度待ってから、パソコンでブログにアクセスすると投稿が確認できるはずです。携帯電話でアクセスすると投稿されていないこともあります。これはパソコンでないとスタイルシートが読み込まれないから投稿されないようになっています。でも、他の誰かが先にパソコンでアクセスすると投稿が確認できます。
セキュリティの観点からルートの wp-mail.php は別の名前にリネームしておきましょう。
Xrea やCoreserver の場合のPHP動作の注意事項
Xrea やCoreserver のサーバーの場合は画像を投稿するとエラーになって画像が投稿できないと思います。その場合は、wp-content/plugins/ktai_entry のフォルダーに
AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php
と書いた.htaccess ファイルを置いてください。
Xrea やCoreserver のサーバーの場合はPHPはセーフモードが有効となっていて、ユーザー名が自分ではないなどの制限があります。PHPをCGIとして動作させるとその制限がなくなるようです。